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お砂糖の国の王様
2008.07.09(21:56)
こんばんは、皆様。管理人です。今夜は、唐突に書いたら、こんなネタになりました。
駄犬シリーズの宮廷編の何処かに入るだろう、小ネタ。
王様と摂政様と王妃様のお話は何処かに入れたいので、多分書くだろうと思うのですが、滅茶苦茶カスタマイズしてしまったので、原作イメージは欠片もありません。
なので、書いていない今でも、引かれたらとドキドキしてしまいます。
ということで、影の薄い陛下がちょっと出てくるシーンを書いてみました。
りんは目の前で溶剤を薄める作業をしている男を眺めていた。
彼は多分、殺菌剤を用意しているのだろう。匂いがソレっぽい。農薬に水、そして展着剤。計量カップで量ると、それらを男はかき回した。彼の育てる薔薇という植物は病気に弱い。特に最近はぐずついた天気が続くので、変な菌が繁殖しないように気を付ける必要があるのだ。
とはいえ、彼女の知識はどちらかというと、カボチャやジャガイモ。トマトにキュウリといった、家庭菜園系なので、花に関しては良く分からない。まして薔薇の花など、もっと分からない方だ。
「手伝いましょうか……」
「いえ、結構。それに、貴女のその綺麗なドレスと、麗しい貴女自身も汚れてしまう」
丁重に断られてしまい、りんはただ黙って様子を見る。
手持ちぶさたなのが、何とも気まずい。何か会話を……と、りんは頭をぐるぐるさせた。
銀の髪に金の瞳は、見知った人に良く似ている。また、彼の妻である女性とも似通った色彩だ。これが王家の特徴なのかも知れない。摂政様のご先祖には王族の姫君も入っている。降嫁してきた方が居たらしい。だから、彼女も同じ髪と同じ瞳を持つ。
犬夜叉も同じように、銀の髪に金の瞳なのだから、ここの一族は皆、キンキラキンのケバイ血筋なのだろう。
と、つい不敬罪な事を考えてしまう。考えるべきは、そこではない。
「えっと、昔から、……その、陛下は……薔薇の花がお好きだったのでしょうか?」
すると、呼ばれた相手は品良く微笑む。それがとてもとても優しそうで、自分の凄く良く知っている人物以上に眩しい笑顔で、たまらない。あっちが月光ならば、こっちは太陽だとりんは思ってしまう。
「昔は、子供頃はあまり好きではなかった。王になってから覚えたので、まだまだ若輩者です。姫君」
「そうなのですか……。てっきり、ずっとお好きだったのかと思いました」
しかも、今では職人芸とされる。いや、神の両手とも謳われて、薔薇の愛好家からは、顔こそ知られてないが、教祖様のような存在だと聞いている。園芸雑誌では、匿名でコラムを書いているほど、薔薇の業界においては頂点に君臨する人物。
それが、この国の国王陛下なのだ。
つまり、彼は政を一切行っていない。
「貴女は、成る程。不思議に思われていると……確かに、国王である私がこうでは、無理もない」
そこで、薬剤をかき回す手を彼は止めた。
「私は彼女に、『用済み』にしてもらったと云えば、姫君、貴女は驚くかな?」
りんは応えずにいると、彼はさたに続けていった。
「お前を用済みにしてやるから、私と結婚しろと、プロポーズされたのでね、一も二もなく、私はそれを受け入れた。なかなか素敵な求婚だとは思わないかな?」
(流石、殺生丸様の親っ!!!)
にっこりと微笑みながら、何だかとんでもない同意を求められていると、りんは思ったのだった。
陛下は影が薄いです。影が薄い事にも理由があるのですが、すごくオリジナル設定が入ってしまうので、三角関係のあたりとかの部分が、読み手を選ぶかもと思ってしまいます。
そういうの駄目という方には、この駄犬シリーズは向かないかも…と。ごめんなさい。
駄犬は異邦人4
2008.04.25(21:05)
こんばんは、皆様。ネット通販で、入金後に発送メールが来たにもかかわらず、一部在庫ありませんでしたと、連絡を貰ってしまった管理人です。クレームしようとは思わないけど、純粋に悲しかったです。一目惚れしたマフラーだったのに……溜息が出そう。
まあ、人生そういう時もあるよねと思う本日でした。
そして、拍手のコメントのお返事遅れて、ごめんなさいです。これからお返事します。すこしだけ、お待ち下さい。
最後に、昨日書いたとおり、駄犬シリーズの続きです。どうぞ〜
メールの返信ついでにペットの後ろ姿を眺め、やはり訳が分からないとりんは首を傾げる。
共同生活をしている身としては、理由が分からなく不機嫌という状況はとても困る。非常に迷惑で訳の一つでも話して貰いたい。
これでも家族と殺生丸との間を取りなし、ペットとして不備、もしくは非常な事が無いよう気を使っているというのに……。
(しゃーないから、次に戻る時にでも聞いておこうかな……、何時だっけ次の満月?)
机の上に置いておいた新しい年のカレンダーを捲る。忘れないように、この間ネットで調べ、月齢をチェックしているのだ。そうでなければ、何が起こるか予測も出来ない。
満月マークは年を明けて、十日後。まだ冬休み期間で、徹夜しても怒られない頃だろう。送信確認後画面を閉じては、ざざっとスケジュールを思い返す。
(とりあえず、……住む場所決めに行くのがお正月終わってからだから…、満月と被ったりしないし殺生丸様はお留守番で良いかな。あの分じゃ、付いてきたりしないだろーし……)
四月からは一人住まい。念願の…と云いたいが、呪われた王子を置いても行けず、家族に内緒でりんは連れて行く予定でいた。
しかし――ちらりと小型犬を見て――、眉間に皺が寄ってしまう。彼女としては出来るだけ諍いのない状況を好ましいとしているのに、あの有様。
王子の不機嫌が長引かぬよう、神に祈るべきか。はたまた、理由は何だと白状させるべきなのか。
自分と彼の関係は、何なのだろうと時々りんは思う。
答えは他人。それが一番簡潔で端的な言葉。
実際、その通りだと思うのだ。
りんの人生はりんのものであって、他の誰のものではない。そして、殺生丸の人生も彼のものであり、それ以外のものではない。決してない。
だからりんにとって、一番の優先事項は最終的に自分の事となり、そこに殺生丸が入り込む余地は全く無いのだ。また、あっては困る。
世間様はそんに甘党でもなく、むしろ超ビター。いやいや、泣く子も黙る極苦のブラック仕様に違いない。
あの王子様はいずれ呪いが解ければ、ヨーロピアン風のファンタジックなお国へ帰国を果たす。りんの側にいるのは彼の人生の内で、ほんの一握りだろう。
反対にこの国で実際に暮らすりんには、死ぬまで法律やら人間関係やら仕事やらに翻弄される現実が続くが、彼には無い。可能性はゼロ。
しかもりんは自分が一人で生きていく為の準備期間に入っており、進学も、その後に控える就職も、何もかも彼女にとっては人生大事な分岐点である。やがて結婚するだろうその時、ギリギリまでは王子助け出来るだろう。無論結婚出来ない可能性もあるが、どちらの確率が高いかなど問題ではない。また、全ては少女の杞憂に終わって、王子はあっけなく元に戻り帰還するかもしれない。
要は、そういった事が起きた時である。
特定の誰かとの交際までは、まだ何とかなる。しかし同棲あるいは同居となった場合―――それ以降はハッキリ云って無理に近いと、りんは判断していた。
人生八十年。
もしかしたら、それ以上長生きしてしまう彼女にとって、自立して生きる事は生易しい物ではあらず。また寿命が三十年でも、二十五年でも同じ事。
そうでなくとも、たまに見るニュースでは不吉な内容ばかりで、将来は不安が募る一方だ。もしかしたら、この国はあと五十年も持たないんじゃないかとさえ、考えてしまう。
こんな世知辛い世の中で、お人好しにも呪われたとか云う王子の面倒を一生かけて出来るだろうか?
ボランティアにも限界がある。りんには殺生丸の人生まで背負う余裕は、何処にもない。正直、自分だけで精一杯。都合の良い漫画でも小説でも、ゲームでもない、現実に彼女が負う人生だった。
だから、云ったのだ。
そのままずばりいうのは心苦しいので、穏便にそれとなくキッパリと、何時か絶対に来る決別の日というものを。金銭面か精神面か、人間関係か、理由は分からないが必ず破綻が来るだろう。
上手くいくとすれば、ご都合主義の仮想現実の中でのみ。それは単にリアリティーに欠ける妄想でしかない。
(とりあえず、進学中でも就職した時でも、まだ呪いが解けないでやばそうだったら、殺生丸様を頼める信頼出来そうな相手捜さしておいて……。やっぱり、同性あたりが色々便利だろうしって、そんな都合の良い人間探すのも大変だけど……)
せめてそれだけは、りんが責任を持って行う義務だろう。彼女は色々思いながら、純白の景色を眺めていた。
コメントお返事
2007.10.02(22:06)
ブログとweb拍手にて頂いた、コメントのお返事です。お待たせしてしまって、ごめんなさいです。
ブログコメントお返事
おーたむぽいんと様
こんばんは、おーたむぽいんと様。お返事が遅くなってしまい、ごめんなさい。単語、教えて下さって有り難うございます。
そうなんです、ラブはないですが、ラフな感じの二人のお話です。時間軸が進んでしまうと、ラブも出てくるのですが、ゲームしいている時点ではラブないです。
そして、りんちゃん気に入って下さって、有り難うございます。お話ごとに、性格を変えているので、毎回りんちゃんを書く時に、緊張しているのです。
特に、素直で可愛くて、純粋なりんちゃんというのが、主流のような気がして、そこから外れたタイプの彼女を書く時は、いつも以上にドキドキしてしまうのです。
可愛いと云っていただけて、とても嬉しいです!!! 有り難うございます。
世継ぎの君は、そうなんです。独占欲です。ちょっと大人げないのですが、その大人げなさがご愛敬という所で、今までの彼には無かった点だろうなと思っています。
本人は、あまりそのあたり気が付いていないかも知れませんが、りんちゃんなんかは「大人げないなー」と思いつつ、まあ悪い気はしないかなと、まんざらでもない感じかなと。
わざわざ、コメント有り難うございます。
拍手コメント10/01お返事
jun様
WEB拍手押して下さって、有り難うございます。
裏も表も、喜んで頂けて嬉しいです!! ブログの方は、ちょっと個性的なりんちゃんなので、しらけられてるかも…と思ったのですが、もしくはりんちゃんが嫌われちゃうかもしれないと。ですが、ですが、楽しんで下さって、とても嬉しいです!
わざわざ、コメント有り難うございました。今後も、頑張ります!
こんばんは(BlogPet)
2007.07.07(10:57)
今日、つみかがこんばんは、やっぱり昨夜のネタでpしゃりそうなので、新たに打ち直しているあれ人です。
って言ってたけど…
*このエントリは、ブログペットの「りんりん」が書きました。
今日は(BlogPet)
2007.06.30(10:45)
今日は、大きい気などを管理しなかったよこんばんは、デスノ小説を管理しなかったよ
こんばんは、デスノ小説を買って読んでみようかどうなのかどうなのかどうなのかどうなのかどうなのかどうなのかどうなのかどうなのかなと、思っている
と、りんりんは思ったの♪
*このエントリは、ブログペットの「りんりん」が書きました。